技術とアートの構造改革!精鋭エンジニアと16組の屈強アーティストの新たな挑戦。
自動車や洗濯機など、あらゆる機械の回転部分に使用される「ベアリング」のリーディングカンパニー日本精工(NSK)のエンジニアと、16組のアーティストが協同で作品を制作。アーティストの創造力と批評性によって、新しく読み解かれたベアリングの世界が広がった。
小さいなくるくるランド
AGOSTO creation office(デザイナー)
ソーサーに手をかけてそっと回転させると、 メリーゴーランドのように絵柄がくるくると回転するコーヒーカップ。
バレエ
CLIP(建築家)
ボールねじのスムーズな回転運動の感覚を表現する作品。 “人生は他人に踊らされてばかり”ということを暗喩。 バーに付いたハンドルを上下に動かすと、バレリーナがくるくると踊り始める。
ベアリング海
日比野克彦(アーティスト)
「抵抗0に近づくといつまでもどこまでも旅はつづく。行き先の先には行き先がある。(日比野克彦)」 (ベアリングの球をびっしりと敷き詰めた直径5mの海を、たらいの舟に乗ってスムーズな航行を体感できる作品)
Polaris
h.o(アーティストユニット)
クルクルと回転するベアリングのイメージを「北極星とそれを取り巻く星や世界の関係」として映像化した作品。 手をかざすと、下に映る影から世界が広がりだす。
ベアリング万華鏡
印デザイン(プロダクトデザイナー)
新たな形状のベアリングを独自に照明器具としてデザインし、 NSKが試作として開発した作品。 色つきガラスの入ったベアリングが回転し光が通過すると、 あたかも万華鏡のように色を鮮やかに放ちだす。
ベアリンググロッケン
川瀬浩介(作曲家)
世界で一番丸いと言われるベアリングの玉が描く正確な軌道を 楽器の一部として応用。 ベアリングの玉で鉄琴を演奏する作品。
生きているような死んでいるような
児嶋サコ(アーティスト)
ベアリングの「静音さ」を表す、太陽電池で静かに呼吸し続ける 小動物のオブジェ。
臆病な彼
ベアリングの「永続性」を象徴化する、太陽電池のみで小刻みに震え続ける小動物のオブジェ。
ホワイトベアリング
松田直樹(アーティスト)
白い米粒を貼り合わせて作った直径50cmの巨大なベアリング。 「産業の米=ベアリング」を可視化する作品。
PixCell_Track #1,2
名和晃平(アーティスト)
ベアリングの球が斜めにどんどん移動していくさまを可視化。映像のように流れる球の軌跡に注目。
Untitled 1,2
ベアリングの球を、極めて強力な磁石につけ、固定した彫刻作品。
smooth implantation
さとうりさ(アーティスト)
究極的に肉感的な「子宮」をイメージした彫刻に、究極的に精巧なベアリングの玉を転がして落とし込む、体験型の作品。
BEARMS!
佐藤好彦(アーティスト)
精緻な技術の結晶であるベアリングの美しさに焦点を当て、 ジュエリーのようにしつらえた作品。
ベアリング遊園地
清水寛子(アーティスト)
メリーゴーランドや観覧車に見立てたベアリングをアニメーション映像と同期して表現するインスタレーション作品。
Jellyfish-Bearings
杉原有紀(アーティスト)
流水が生み出す水膜でくらげを表現。生きているクラゲのように ふわふわと浮く動きをボールネジで演出。
空気のベアリング
鈴木康広(アーティスト)
ベアリングの球を空気の力で宙に浮かせる装置。 「空気のケース」に収まった複数の球が一斉に浮遊し、 回転を始める。
Bearing Gal(上) HUMAN bearing(下)
津村耕佑(ファッションデザイナー)
硬質なイメージのベアリングを、華やかな"ファッション" へと 変換させるプロジェクト。ベアリングを人間の「関節」に見立てた 写真作品と各関節を強調したドレスを制作。
発見!ベアリング
しりあがり寿(漫画家)
身近な生活空間にも使用されているベアリングの様子を漫画化。